我が家が海外旅行に行く際には、1週間以上滞在するようなロングステイが多いです。
海外に長期滞在をする際には、通常の短期旅行とは違って、日常生活を送るために持って行った方がいい物があります。
これまでの旅行の経験をもとに、持って行って良かったもの・便利なものをまとめたので是非参考にしてください。
長期滞在で暮らしながら旅するのが好きな方には、どのような持ち物を持って行くと便利なのかが分かるので、ぜひ参考にしてください。
ロングステイの特徴
1週間以上の長期滞在をする際には、自炊と洗濯をする必要が生じます。
短期滞在の場合には、毎日外食で食事を済ませても大丈夫ですね。
しかし、長期滞在になると、毎日外食では体が疲れてしまいますし、金銭的にも負担だと思います。
したがって、キッチン付きのコンドミニアムやホテルに滞在して自炊をする方が多いのではないでしょうか。
さらに、長期滞在になると必ず洗濯の必要が生じます。
部屋に洗濯機があればいいですが、洗濯機付きの部屋はなかなかありません。
その場合には、自分の手で洗濯物を洗う必要があるので、洗剤などを持参する必要があります。
今回は、自炊や洗濯などの基本的な最低限の生活を維持するために、持って行くと便利なものを紹介します。
自炊グッズ
まずは、自炊するときに必要なものを紹介します。
包丁・ピーラー
1つ目は包丁とピーラーです。
経験上、海外のホテルの客室に置いてある包丁は切れ味が悪いものが多いです。
というのも、日本の包丁が切れ味が鋭くて外国人のお土産にも大人気と言われていますが、海外の包丁は本当に質が良くありません…。
私も駐在していたときはもちろん、ロングステイに行くときは包丁を持って行きます。
同時にピーラーも客室に置いてあることが少ないので、以下のような簡易キャンプグッズを持って行くととても重宝します。
ホテルによっては、おたまやフライ返しがない場合もあるので、一式持って行くと安心です。
ホテルに着いたら、このバックごとキッチンに置いて使い、持ち帰るときも特に梱包などをせずに、このバックに収納して持って帰れるので便利です。
ナイフとピーラーと…と個別に持って行くと、それぞれを包んでスーツケースに入れたりとするのは面倒ですし、どこに入れたのかも分からなくなるので、1つにまとまっているのはうれしいですね。
そもそもナイフって飛行機に乗せられるの?という疑問を持つかもしれませんが、預け荷物であれば大丈夫です。
当然ながら、手荷物には入れられないので、必ず機体に預けるスーツケースの中に入れて持って行きましょう。
手ぬぐい
意外と忘れがちなのが手ぬぐいです。
ホテルのキッチンには、食洗器や食器洗いかごなどの設置がありません。
洗った食器はその場で拭いてタオルの上に乾かします。
そのため、食器を拭くための手ぬぐいを多めに持っておくと便利です。
手ぬぐいであればすぐに乾くので衛生的ですし、軽くてかさばらないのでおすすめです。
タオル・台布巾
また、キッチン用のタオルや台布巾を持っていくと便利です。
キッチンにタオルや台布巾が設置されていることが多いですが、私は、先述した濡れた食器を一時的に置いたりするのに、衛生上自分で新品のタオルを持って行っています。
また、台布巾も新品のものを設置して置いてくれている場合もありますが、衛生的にも、自分で持って行くと安心です。
ラップ
ラップは保存用に持って行くととても便利です。
余った食材やお菓子など、次の日にも食べられるように食材を保存するためにラップを持って行くのがおすすめです。
海外の食材やお菓子はとにかく大きいので、その日に食べきるのはなかなか難しいと思います。
そのためにもラップを持参するときちんと保存できて便利ですね。
割りばし
割りばしは持って行くと食事がスムーズに進みます。
日本から持ってきたカップラーメンや自炊したものなど、フォークやスプーンだと食べにくいものもあるので、割りばしをいくつか持って行くといいと思います。
持って行かなくていいもの
ちなみに、次のものはホテルに付いているので持参が不要です。
- スポンジ
- 食器用洗剤
- お皿
- フォーク・ナイフ
- フライパンなどの調理器具
これらのものは、今まで泊まったホテルのキッチンに必ず付いていたので持参していません。
特に、スポンジや食器用洗剤などは現地のスーパーで手に入るので持って行かなくても大丈夫です。
海外の洗剤は日本のものよりも手に優しいものが多く、お土産にもなるので現地調達でもいいと思います。
食品・調味料
次に、食品や調味料関係です。
自炊する際に役立つものを紹介します。
しょうゆ
ステイ先では基本的に現地のものや食材で自炊をするので、洋食を中心とした食事になりますが、少し和食の味が食べたいなと思うときは、しょうゆを持って行くと便利です。
基本的に、醤油以外の調味料や食材は、現地で入手できたり代用も効きますが、しょうゆは価格がとても高くて代用も効きません。
また、日本のしょうゆとはだいぶ味が違うので、できれば日本から持って行くのがおすすめです。
滞在日数にもよりますが、ミニサイズを持って行くとかさばらずに済みますね。
特に、次のようなパウチタイプにすれば、帰国するときにテープで止めたり漏れる心配がありません。
ちなみに、みりんは白ワインと蜂蜜を混ぜることで代用できるので持参しなくて大丈夫ですよ。
インスタント味噌汁
インスタント味噌汁を持って行くとホッとします。
また、味噌汁があると、主菜だけ現地の食材で作り、汁物は味噌汁といった慣れた味を食べられるのでお腹にも優しいですね。
お味噌を持って行ってもいいですが、重いのでインスタント味噌汁で十分だと思います。
カップラーメン
外食でお腹が疲れたり、自炊するのも面倒なときには、カップラーメンを持って行くと便利です。
現地でもカップラーメンが売っていますが、日本のラーメンほど旨味やダシが効いていないので、なんだか物足りなく感じます。
2~3個くらい持って行くと、いざというときに役立ちます。
レトルトご飯
主食は、現地のパンやパスタなどを味わうことが多いと思いますが、どうしても白米が恋しくなってしまう…という方は、レトルトご飯を持って行くといいですね。
しかし、現地のキッチンには、オーブンはあっても電子レンジが備え付けられていない場合も多いので、湯せんで温められるものにしましょう。
アイリスオーヤマのレトルトご飯は湯せんでも温められるのでおすすめです。
アジアであれば電子レンジが付いていることが多いですが、ヨーロッパには電子レンジを使う習慣がないので、キッチンに電子レンジがないと思っておくといいです。
日用品周り
最後に、日用品周りのもので持って行くと便利なものです。
簡易浄水器
まずは簡易浄水器です。
海外の水道水は、硬水やカルキが入っていてそのまま飲んだり料理に使えない場合があります。
スーパーでペットボトルを購入してもいいですが、たくさん買うとお金もかかりますし、運ぶのも重いですよね。
浄水器を持って行けば水道水をろ過して使えるので長期滞在には必須です。
ブリタの浄水器は、最も世界で使われている浄水器です。
ロングステイをする場合には、ほとんどの方が持参している超必需品ですね。
はさみ・テープ・輪ゴム
はさみ・テープ・輪ゴムはあるととても便利です。
現地で買った食材などを開封・簡易止めしておくときに使えますし、なんといっても、帰国する際に使いきれなかった食材などを持ち帰るのにテープは必須です。
セロハンテープではなく、ガムテープがおすすめです。
私も現地で食材や洗剤などを購入したはいいものの、帰国する際に、スーツケースに収納するためにキャップや開封したところを閉めるためのテープを持参していなかったことに大変後悔しました。
持ち運びランドリーグッズ
長期滞在する方は、必ず1回は洗濯をすることになりますね。
ホテルのランドリーサービスを利用してもいいですが、下着や靴下を頼むのはちょっと気が引けます。
風呂場で手洗いをするのもいいですが、本当に大変でストレスです!
我が家もずっと手洗いで洗っていましたが、手は荒れるわ重労働だわとストレスが大きかったので、簡易ランドリーグッズを購入しました。
洗剤を入れて振るだけなのでとてもラクチンですし、女性でも簡単に使えます。
すすぎもこのバッグでできるので、必要な手作業は最後に洗濯物を手で絞るだけです。
手は荒れませんし、手や足で洗濯物を押して洗うといった必要がありません。
使用しない時は小さくたためるので、スーツケースにもすっぽり入るので場所を取りません。
洗濯ピンチ
洗濯物を干すための小さな洗濯ピンチを持って行くと、ハンカチや下着・靴下などを干すのに便利です。
ホテルにハンガーはありますが、ピンチはないので持参するときちんと干すことができます。
小さいものであればホテルの棚などに掛けて干せるので、ぜひ持って行ってください。
衣料用洗剤
洗濯用の洗剤も必須ですね。
もちろん現地でも売っていますが、ボトルが大きいものしか売っていません。
旅行中に全て使い切ることができないので、日本から小分けのパックのものを持って行くのがおすすめです。
私は粉末よりも液体タイプを選んでいます。
粉末は手洗いだとなかなか溶けなくて不便だったので、液体を選ぶようにしました。
ワンパックのタイプなら、スーツケースで漏れる心配もありません。
水筒
水筒を持って行くとペットボトル代を節約できておすすめです。
特に、長期旅行だと毎日のことなので、ペットボトル代もかさみますよね。
水筒に入れて簡単に麦茶が作れるパックを持って行けば、簡単にマイボトルを作れます。
節約できるところは節約して旅行を楽しみたいですね。
暮らすように旅するためにおすすめのもの
長期ステイの醍醐味は、現地で暮らすように旅ができることです。
日本から持って行くものをちょっと工夫するだけで、現地での時間が快適なものになるので、ぜひこの記事を参考にしてください。