受験のストレスで感じる症状とは？体調不良のときの対処法と注意点

受験期になって、体調不良を感じている方はいませんか。

ちょっとした体調不良の方もいれば、心身の不調が症状として出ている方もいると思います。

今回は、受験のストレスで生じる症状や体調不良について扱いたいと思います。

受験のストレスで体調不良になると、体調が悪くて勉強どころではなくなり、受験勉強に支障が出て困りますよね。

体調不良を感じた際の対処法や注意点も合わせて説明したいと思います。

受験期に体調不良を感じる理由

受験期には、受験のストレスで体調不良が生じることがあります。

具体的には、

などで、受験へのストレスを感じて心身に不調を来します。

受験に対してどのようなストレスを感じるのかは人それぞれですが、受験という大きなイベントに対して、自分が消化できるストレス耐性以上の心理的・身体的負荷がかかると、心身の不調が生じてる場合があります。

具体的にみられる症状については、次のとおりです。

受験のストレスによる症状と対処法

受験のストレスによって現れる症状は様々ですが、気持ちのイライラなどの心理的な症状だけでなく、頭痛などの身体的な不調をきたす場合もあります。

イライラ・発狂する

まずは、イライラが止まらない・発狂するという症状です。

受験期には、勉強が思うように進まなかったり、結果が出なかったして、イライラして情緒が不安定になることがあります。

イライラした気持ちを抑えきれずに、家族やモノに当たってしまうなど、発狂してしまう方もいるのではないでしょうか。

イライラする症状を抑えるには、睡眠を一度しっかりとってみましょう。

イライラするということは、自分の感情を理性的に抑えられなかったり、冷静に自分の状況を捉えられていない状態になっています。

そのような混乱した状態で勉強をしても、頭に入って来ませんし、集中できません。

睡眠が取れない場合は、一度目をつぶって瞑想をすると、思考がクリアになります。

イライラした感情が恒常的に続く場合には、サプリメントなども活用してみるのもおすすめです。

肌荒れやニキビ

受験期の肌荒れやニキビに悩んでいる受験生は多いのではないでしょうか。

ニキビは、睡眠不足・ホルモンバランスの乱れ・ストレスなどによってできます。

したがって、受験期に勉強で寝不足になったりストレスを感じていると、どうしても肌荒れがつきものです。

しかし、ニキビや肌荒れに悩んでいると、受験勉強に集中できないですよね。

美容や見た目を気にする暇があったら勉強しろ！なんて言う大人もいるかもしれませんが、そんなの無理です。

受験生のほとんどはまさに思春期にあり、身だしなみや見られ方が気になる年代です。

気分よく晴れやかな気持ちで勉強するためにも、肌荒れやニキビの悩みを解決しましょう。

プロアクティブなどのニキビ専用のスキンケアを使えば、効率的かつ効果的にニキビの対策ができて時間もかからないので、受験生にぴったりです。

肌荒れやニキビのために毎日睡眠をしっかり取る…というのは、受験生にとっては現実的ではないので、スキンケアで対処しましょう。

不眠・眠れない

受験のストレスで、眠れないという症状が出る場合があります。

受験のストレスで緊張状態が続き、なかなか寝付けないのが原因かもしれません。

緊張状態を和らげてリラックスし、しっかりと睡眠状態に入るためにも、

など、副交感神経を刺激するようなグッズを使ってみましょう。

また、睡眠を取ったときに効率的に疲れを取って、睡眠を取ったときに効率的に疲れを取って、心身ともに回復するためにも、枕を工夫するのもおすすめです。

枕を変えるだけでも睡眠の質がぐんと上がるので、ぜひ試してみてください。

涙が出る

ふとした瞬間に涙が出るという症状が出る場合があります。

特に悲しいことや辛いことがあったわけではないのに、気付いたら涙が出てくるといった症状が出た場合には注意が必要です。

受験のストレスで気が張り詰めていて、そのストレスを抱えきれずに涙となって発散している可能性があります。

また、勉強しているときに、不安な気持ちやプレッシャーを感じて、涙が止まらないという方もいると思います。

いずれにせよ、涙が出るというのは、自分でストレスを抱えきれていない状態なので、家族や周りの人に話を聞いてもらうなど、まずは自分で抱え込まないことが大切です。

人に不安や悩みを話すことで、もやもやとした気持ちが一度吐き出されるので、ストレスを解消することができます。

【家庭教師のトライ】などの個別指導で受験対策をすれば、先生に個別に悩みを相談できます。

私も受験期は個別指導を利用して、苦手分野の克服など勉強面はもちろん、心理面などの気持ちの部分を支えてもらいました。

胃痛・腹痛・下痢・吐き気

お腹周りの不調を来す場合があります。

受験の緊張で、お腹がキリキリと痛んで下痢や吐き気の症状を感じる人がいます。

私も受験生の頃は、受験日や試験が近づくと緊張して、胃から喉のあたりがキリキリと痛んで吐き気を感じたことがありました。

胃から唾液が逆流するような、唾をのみ込むのも辛いような、何とも言えない感覚になりますよね。

そのようなときは、

のように、勉強をせずにまずは安静にしましょう。

安静にしていると、気持も静まって症状が和らぐことが多いです。

症状が治まらない場合には、医療機関を受診しましょう。

消化不良で悩む場合には、お腹の調子を整え便通を改善する第３類医薬品でお腹の調子を整えるのもいいですね。

動悸・息苦しさ

次に、動悸や息苦しさなどの症状です。

試験のことを考えたり、勉強が上手くいかなくて不安になると、心臓がドキドキして動悸がしたり、息苦しさを感じることがあります。

動悸や息苦しさを感じた場合には、ゆっくりと目を閉じて瞑想をしたり、横になりましょう。

無理をして勉強を続けると、症状が悪化しますし、集中できません。

症状がなかなか治らない場合には、医療機関を受診しましょう。

めまいや頭痛

受験のストレスを感じると、めまいや頭痛を引き起こす場合があります。

めまいや頭痛などの症状を感じた場合には、ゆっくりと湯舟に浸かるなどして、リラックスするのがおすすめです。

参考書を長時間見ていたり、同じ姿勢で勉強し続けたりすると肩が凝って頭痛などを引き起こす場合があります。

適度な運動や、湯舟で全身をほぐすことも効果的です。

食欲不振・体重減少

受験のストレスから、食欲がなくなって体重が減少してしまう方もいます。

受験のストレスでなかなか食欲がわかずに食事が細ってしまったり、食事を摂ることも忘れて勉強に没頭してしまう…という人もいるのではないでしょうか。

しかし、受験は体力勝負と言っても過言ではありません。

体調を崩してしまったら、寝込んで勉強時間が減ってしまったり、集中できません。

元気な人ほど、勉強時間を確保できて、集中力も上がります。

食欲があまりない…という人は、スープなど喉に通りやすいものを中心に食べるのがおすすめです。

また、朝ごはんをしっかり食べることを意識すると、効率的に栄養を吸収できて、その日の勉強の集中力も上がります。

抜け毛

最後に、受験のストレスで抜け毛が増えたなと感じる方もいます。

受験期は、睡眠不足や夜型生活が中心になったり、偏食で栄養不足により、髪の毛に栄養が行き渡らなくなって抜け毛を発症してしまうことがあります。

特に、髪の毛は、午後10時から午前2時までの睡眠中に成長するので、夜型・睡眠不足の受験生は、抜け毛に陥りやすい生活になりがちです。

ニキビと同様に、抜け毛で悩んで受験勉強に集中できなければ本末転倒です。

朝方の生活に切り替えたり、運動をして血のめぐりをよくするなどしても改善しない場合には、クリニックを受診しましょう。

受験のストレスによる体調不良の注意点

うつ病や適応障害の可能性もある

これまで述べたような症状は、うつ病や適応障害の症状でもあります。

受験のストレスで体調不良を感じた際の対処法を記載しましたが、症状が長引いたり症状が重い場合には、医療機関を受診しましょう。

私も、就職してから仕事のストレスで、これらのような症状で悩んで心療内科を受診した結果、適応障害と診断されました。

症状を放っておくと、心身の悪化や病気になってしまい、受験勉強どころではなくなってしまうので注意しましょう。

受験のストレスは早く対処する

受験のストレスは、早く対処するのが大切です。

受験期に入って、

• 少し体調が芳しくないな…
• いつもと心身の調子が違う

と感じる方は、受験のストレスで不調を来している可能性があります。

しかし、ストレスによる不調や症状は、早めに対処すれば改善されますし、ストレスとの正しい付き合い方を身に付けることができます。

ストレスを放っておくと、医療機関での治療が必要になるなど、症状が重症化するおそれがあるので、早期の段階で対処するのが大切です。

体調不良のときは無理をしない

最後に、体調不良を感じるときは無理をしないのが賢明です。

受験期を最初から最後まで全速力で駆け抜けられる受験生はいません。

誰しもが必ずどこかで、ストレスで心身が不調になったりして休んでいる時期があります。

しかし、その体調不良の時期が短期間で済むか長期に及ぶかは、ストレスとの向き合い方を身に付けているかどうかで異なります。

ストレスによる体調不良を感じた場合には、放置せずにしっかりと解消する方法を実践しましょう。