受験当日の持ち物に勉強道具を持って行く？受験会場で参考書を使おう！

受験当日には、様々な持ち物を用意する必要がありますが、

という疑問がある方はいませんか。

受験当日は試験を受けるだけだから、勉強時間もないし参考書などはいらないかな…と考える方もいると思います。

今回は、受験当日に参考書などの勉強道具を持って行く必要があるかどうかについて紹介したいと思います。

この記事では、試験前の参考書や勉強道具の効果的な使い方を説明しているので、受験当日に勉強道具を持って行った方がいい理由がわかります。

受験当日に勉強道具を持って行くべきか？

結論から言うと、受験当日も受験会場に参考書などの勉強道具を持って行くのがおすすめです。

試験日は、試験でびっちりとスケジュールが埋まっており、まとまって勉強する時間はありませんが、スキマ時間に最後の確認をしたりと、参考書を見る時間は意外とたくさんあります。

また、その他にも、参考書の使い方を工夫することで、より実力を発揮できるコツがあるので紹介します。

勉強道具を持って行く目的

勉強道具を持って行く目的は、

です。

試験で失敗する主な理由は、「取るべき問題を取れなかった」又は「普段通りのパフォーマンスを出せなかった」の2つです。

したがって、両方の失敗が起きないように、試験開始時間のギリギリまで参考書を使って対策をしましょう。

参考書・勉強道具の使い方

試験前の参考書・勉強道具の3つの効果的な使い方を紹介します。

頻出分野・苦手分野の最終確認

試験当日は、新しい問題をじっくり解く時間はありません。

したがって、今までやったことを復習することに時間を使うことが賢明です。

特に、得点源となる問題の失点を防ぐために、頻出・苦手分野を中心に確認することがおすすめです。

普段通りの心理状態や頭の回転を保つ

受験や試験は、緊張が付き物です。

「試験には魔物が住む」と言われるように、家や塾で問題を解くときのようにリラックスした状態で試験に臨める人は多くありません。

少しでも普段通りの精神状態で臨めるように、普段の心理状態や頭の回転・使い方に持って行くことがベストパフォーマンスを出すためのコツです。

そのためには、試験会場で、普段から解き慣れている問題や、自分が得意な問題を解いてから試験に臨むと、自分のペースを取り戻せるのでおすすめです。

普段勉強している感覚のまま試験時間に入ることができれば、過度な緊張をせずに試験問題に集中することができます。

受験教科に合わせた思考回路を作る

試験当日は、複数の科目が実施されます。

例えば、国語の試験が終わったら、30分くらいの休憩を経て、すぐに次の数学の試験が開始されます。

したがって、国語の試験を終えたらすぐに脳を次の数学の頭に切り替える必要があります。

しかし、30分間で国語の頭から数学の頭に切り替えるのは至難の業ですね。

国語と数学では、頭の使い方は全然違いますし、当然ですが、試験内容も違います。

すぐに次の教科の頭に切り替えられるように、次の教科に関連する練習問題・長文・計算問題などを解いて、脳をスイッチしましょう。

おすすめの勉強道具

受験当日に持って行くのがおすすめな勉強道具を2つ紹介します。

知識の確認をして普段通りのパフォーマンスを出すために、次のような勉強道具を持っていくことがおすすめです。

頻出・苦手分野をまとめたメモ

まずは、頻出・苦手分野をまとめたメモです。

試験では、皆が解けるような頻出分野を落とさないことが最も大切なので、頻出問題をまとめたメモを直前に見直すことは効果的です。

また、苦手分野を最後まで潰すことも大切ですね。

しかし、苦手分野をずっと見ていると自信喪失してしまうので、苦手分野でも1ページくらいにまとめて、情報量は少なめにしましょう。

簡単に解ける計算・練習・長文問題

2つ目は、簡単に解けるような計算・練習問題・長文読解です。

試験直前に、自分にとって簡単に解けるような計算・練習問題を解くことで、次の教科に脳を切り替えることができます。

あまりに難しい問題を直前に解くと、

• 自身を失う
• 最後まで解けなくてもやもやする
• 次の教科へのリズムを掴めない

というデメリットしかないので絶対にやめましょう。

難しい問題を解いても、かえって自信を失ったり、最悪の場合には、試験中にその問題が気になって試験に集中できなくなってしまいます。

簡単な問題を解くことで、「スラスラ解ける感覚」を感じられるので、問題を解くリズムを付けられます。

リズムを付けたまま試験に臨むことが、普段の感覚で試験問題を解くコツです。

試験会場に勉強道具を持って行くときの注意点

試験会場に勉強道具を持って行く場合には、試験中は必ず鞄の中にしまうようにしましょう。

試験中に机の中にしまったり、机の上に置いてしまっていると、一発で失格になります。

カンニングをするつもりはなかったとしても、誤って机の中に閉まってしまったら、試験官に注意されて、その場で試験自体が無効になってしまうので注意が必要です。

試験会場に勉強道具を持って行く際には、充分に気を付けましょう。