受験生の中には、
- 受験勉強をしていて不安
- 受験のことを考えると辛い
などと、受験に関してストレスを感じている方は多いですよね。
ストレスを解消しようと、運動をしたり息抜きをしたり…とストレス解消法と言われるものを試しても、ストレスの根本的な解消にはなりません。
ストレスの原因を解消しないと、またストレスによる症状を発症してしまいます。
今回の記事では、ストレスによる悩みを解消するために、受験のストレスの原因を根本的になくす方法を紹介します。
受験を制するには、ストレスとどううまく付き合うかがカギになるので、ぜひ参考にしてください。
受験のストレスがやばいとは?
受験のストレスがやばいと感じている人は、ストレスが原因で、
- 体調不良など心身に不調が生じている
- イライラして勉強に集中できない
など、受験勉強を続けるのに支障があって悩んでいると思います。
受験のストレスを感じると、心身に不調を来して、勉強どころではなくなってしまうので注意が必要です。
適度なストレスであれば、緊張感とモチベーションをもたらすので望ましいですが、過度なストレスがかかると、体調を崩してしまうので本末転倒です。
受験のストレスを上手く解消して、受験勉強に集中できるようにしましょう。
受験のストレスの症状
受験のストレスで抱える症状は、人によって様々ですが、次のような症状を感じる方が多いようです。
勉強のやる気が出ない
1つ目は、勉強のやる気が出ないという症状です。
勉強をしないといけないのはわかっているのに、どうしてもやる気が出なくて、勉強以外のことに気が散ってしまうことがあると思います。
勉強するエネルギーが湧いてこないので、どうしても勉強に集中できないという悩みがある方がいます。
ストレスで気持ちが沈んで鬱々と悶々とした気分になるので、なかなか前向きに勉強をする気持ちになれず、受験勉強が進まないと困りますよね。
身体的症状が出る
2つ目は、身体的症状が出ることです。
受験勉強をしていると、
- イライラする
- 涙が出てくる
- 食欲不振になる
- 動悸・息苦しくなる
などの身体的な症状が出る場合があります。
勉強が上手くいかなくて、イライラして情緒が不安定になったり、家族やモノに当たってしまうという人もいるのではないでしょうか。
また、受験勉強中は、ストレスや不安な気持ちなど、様々な要因によって気持ちが不安定になってしまい、勉強していて急に涙が溢れたり、涙が止まらないという方もいると思います。
他にも、ストレスによって、なんとなく体の調子が悪かったり、いつもは感じないような頭痛や息苦しさ・腹痛等を感じることがあります。
症状がなかなか治らない場合には、医療機関を受診しましょう。
自宅で手軽にストレスを解消して症状を緩和したい場合には、温浴などで体を温めてリラックスするのがおすすめです。
不安や孤独感で押しつぶされる
3つ目は、不安や孤独感で気持ちがいっぱいになる症状です。
受験期間中は、合格するかどうかの不安やひとりで受験勉強をする孤独感で、気持ちが押しつぶされそうな感覚を持つ人も多いです。
受験は自分や孤独との闘いでもあるので、その不安感や孤独感をうまくコントロールできないと、気持ちが落ち込んでしまいます。
受験でストレスを感じる理由
受験でストレスを感じる理由は人によって様々ですが、典型的なものを紹介します。
受験のストレスをうまく解消して、ストレスと付き合っていくには、ストレスの原因となっている理由を把握することが大切です。
自分のストレスを客観的に把握することから始めましょう。
成績が伸びない
受験勉強のストレスの主な原因は、成績が思うように伸びないことです。
自分では勉強したと思っても、なかなか結果や成績に現れないとストレスが溜まりますね。
逆に、自分の努力が成績に直結すると、自信・やりがい・達成感を感じられます。
特に、暗記科目以外の数学や英語などは、勉強してすぐに点数が上がるわけではないので、継続的な勉強と忍耐力が必要です。
暗記科目であっても、ただ単に暗記しても得点には結びつかず、暗記したものを結びつけて比較したり因果関係を理解する力、いわゆる「点と点を結んで線にする」力を身に着けないとなかなか難問や高得点を得ることはできません。
自分の努力と結果がかみ合わないときにストレスを感じる場合が多いです。
睡眠不足や生活習慣の乱れ
2つ目の原因は、睡眠不足や生活習慣の乱れによるものです。
受験勉強をしていると、深夜まで勉強をして睡眠不足になっている方が多いと思います。
また、食事を取るのを忘れて、生活習慣が乱れてしまう…という受験生も多いのではないでしょうか。
睡眠不足や生活習慣が乱れると、イライラしたり体調を崩したり…と心身ともに不調に陥りがちです
特に、受験生は成長期だったりと、エネルギーや睡眠を必要とする時期なので、余計に睡眠不足などによるデメリットは多くなってしまいます。
受験勉強が思うように進まない
3つ目は、受験勉強が思うように進まずにストレスを感じる場合です。
受験勉強をしていると、勉強の進捗がイライラしてしまうことがあります。
受験勉強が進まない理由は、
- やるべきことが多くてこなせない
- 勉強以外のことに気が散ってしまう
など様々です。
受験勉強をしなければいけないとわかっているのに、なかなか思うように進まないとジレンマを感じてストレスになってしまう方が多いと思います。
合格するか漠然とした不安やプレッシャー
4つ目は、漠然とした不安やプレッシャーによるストレスです。
受験は合格するために勉強をするので、
- 志望校に合格するだろうか…
- どこも合格しなかったらどうしよう…
- 親や周囲のプレッシャーを感じる
といった方も多いと思います。
合格という明確な目標があるので、それに対する不安やプレッシャーを感じるのは当然です。
他人と比較して焦りを感じる
5つ目は、他人や周囲と比較して焦りを感じることによるストレスです。
受験は、他の受験生との闘いです。
学校や予備校・塾などの友人や同級生と比較して、焦りや劣等感を感じることも多いですよね。
適度な焦りは、モチベーションになるので歓迎されますが、あまりに焦りなどを感じてしまうと、自分の勉強のペースが乱れたりして悪影響を及ぼします。
おすすめのストレス解消法
最後に、受験のストレスを解消する方法を紹介します。
ストレスの解消法は、2つあります。
- ストレスの原因を解消する方法
- ストレスによる症状を緩和する方法
受験のストレスの原因には、先ほど述べたように苦手分野や合格するかどうかの不安、勉強の進捗の焦りなどがあります。
ストレスの原因を解消する方法とは、例えば、苦手分野への不安を解消するためには「苦手分野を勉強する」、進捗への焦りがあるのであれば「進捗管理をする」など、ストレスの原因を根本から解消する方法です。
一方で、ストレスによる症状を緩和する方法とは、ストレスによって不眠・動悸・イライラしたときに、「睡眠を取る」、「紅茶を飲む」、「運動をする」などによって症状を緩和することです。
運動をすれば気持ちがすっきりとしてイライラが解消するのでストレスは発散されますが、ストレスの原因が解決せず、例えば苦手分野を克服できずにいれば、再度ストレスは発症してしまいますね。
この記事では、前者の「ストレスの原因を解消する方法」を紹介します。
後者の「ストレスによる症状を緩和する方法」については、こちらの記事で紹介しているので参考にしてください。
勉強方法を見直す・弱点を見つめる
成績が思うように伸びずにストレスを感じる場合は、
- 自分の弱点を詳細に洗い出す
- 勉強方法を根本的に見直す
ことで、成績に直結する勉強ができます。
成績が伸びないということは、ほとんどの場合、勉強法が間違っていることが多いです。
受験は、弱点を克服して間違った問題をできるだけ多く解けるようになった人が受かります。
したがって、間違えた問題(=弱点)を落としてしまった原因を詳細に追及するのが大切です。
例えば、
- 数学の文章問題を間違えた→どこで間違えたのか?
- 計算過程でミス…基礎的な計算能力が弱点
- 解法が全く思いつかない…その分野が基礎からできていない可能性がある
- 途中で間違えた…どうしたら間違えなかったのかを考える
- 英作文を間違えた→何で失点したのか
- 間違えた箇所の文法を基礎から復習する
- 英単語は十分にインプットしているか
など、自分の間違えた問題と真摯に向き合って、常に弱点を克服するために勉強法を見直して改善していくことが大切です。
このように、自分の課題を見つけて改善方法を実践していくことが、成績を上げる最大の近道です。
しかし、すべて自分でこなすのは、なかなか難しいですし非効率なので、個別指導の塾などを利用するといいと思います。
規則正しい生活を送る
次に、規則正しい生活を送ることです。
睡眠不足や生活習慣の乱れによるストレスを防ぐには、規則正しい生活を送ることが重要です。
受験生は、どうしても睡眠時間を削って深夜まで勉強をしようと考えがちですが、寝不足な状態が続くと集中力も低下して、勉強効率が低下してしまいます。
睡眠時間を確保して勉強時間を削ることに不安を感じるかもしれませんが、睡眠時間をしっかりと確保すると、
- 集中力が高まる
- 起きている時間を無駄に過ごさない
- 頭がリセットされてやるべきことがはっきりする
というメリットがあります。
就寝時間と起床時間を決めて、規則正しい生活リズムを整えるのがおすすめです。
深夜まで勉強してしまうと起床時間も遅くなって、だらだらと過ごしてしまい、結果的に勉強時間も短くなってしまいます。
一日のスケジュールを立てる
次に、一日のスケジュールを立てて勉強をすると精神的に落ち着きます。
受験勉強が思うように進まない場合には、スケジュールを立てると、自分がやるべきことがはっきりとするほか、その日の進捗も可視化されるので、勉強したという時間を得られて精神的に落ち着くことができます。
スケジュールを立てる際には、
- 優先順位を付けて書き出す
- 休憩時間・食事・お風呂の時間等を含めて細かく記載する
のがポイントです。
初めのうちは、スケジュールを立てて実践する際には、終わらなかったものをだらだらと続けるのではなく、スケジュール通りにこなしていくようにしましょう。
そうすると、自分がどのくらいの勉強量をどのくらいの時間でこなせるのかがわかってきます。
こなせる勉強量が増えていくと自信になりますし、スケジュールを立てることで、どれだけ自分が勉強したかが視覚的にわかるので自信にもなります。
私は、勉強計画用の手帳(スタディプランナー)を活用してタスクをこなしていました。

自分の実力を客観的に把握する
合格に対する不安や周囲へからのプレッシャー・焦りに対処するには、自分の実力を正しく把握することが必要です。
周囲と比べて焦りを感じたり、合格に対する不安を感じるということは、
- 合格には及ばない不安要素がある
- 漠然と不安を感じている
のどちらかだと思います。
不安要素がある場合には、自分の弱点を一つ一つ克服するしか不安を解消する方法はありません。
やみくもに不安を感じるのではなく、自分はどの部分が足りていないのか、何を克服すれば合格に近づくのかを冷静に見極めて対策を立てましょう。
また、漠然と不安を感じる場合には、模試などを積極的に受けて、自分の実力をしっかりと把握して、客観的な指標を見て自信を持ってストレスをはねのける必要があります。
どちらの場合においても、客観的に冷静に自分の立ち位置を把握する姿勢が非常に重要です。
自分の立ち位置を常に冷静に確認できることが受験を制するカギと言えます。
個別指導を活用して、自分の弱点を明らかにしてもらい、弱点克服に沿った対策を取ってもらうのが賢明です。
モチベーションを上げる
最後に、どうしても勉強に集中できずストレスを感じる場合には、モチベーションを上げるのも一つの方法です。
具体的には、
- 志望校の説明会や文化祭に行く
- 合格者の体験談を聞く
- 志望校に行ってみる
などがモチベーションを上げる方法です。
特に、志望校に直接足を運んでみると、自分もその学校に通いたいという高揚感を感じて、頑張ろうという気持ちが芽生えるのでおすすめです。
常に高いモチベーションを保ち続けるのは不可能なので、折を見て合格した後のことを想像したりするのも必要だと思います。
運動・息抜きをうまく取り入れる
受験のストレスに対処するには、運動や息抜きも効果的です。
運動して身体を動かすと気持ちがすっきりしますし、息抜きをして勉強から少し離れると頭がすっきりして、凝り固まった頭が解放される気持ちになり、心機一転して頑張れます。
勉強がおろそかになっては本末転倒ですが、適度な運動や息抜きを取り入れてみると、ストレスを解消して、またパワーをチャージできると思います。
ストレスと上手に付き合って受験を乗り越えよう
受験にはストレスがつきものです。
ストレスを感じない受験生はいないと思います。
したがって、ストレスを客観的に捉えて、うまくコントロールして対処することで、受験勉強に前向きに励むことができます。
受験のストレスとうまく付き合って、ストレスを上手にやる気に変えられれば、満足のいく受験勉強ができて志望校の合格にぐっと近づきます。
ストレスを客観的に捉えるのが難しい方は、個別指導塾で自分の勉強スタイルや弱点などを一度検証してもらうのがおすすめです。