不動産投資を始めようと思っている方で、
- 何から始めればいいかわからない
- 何を勉強すればいいの?
という方は多いと思います。
不動産投資が初心者の方は、不動産投資の無料セミナー
不動産投資がゼロの状態で本やネットで勉強しても、
- 理解するのに時間がかかる
- 何が重要な情報かわからない
のでとても非効率です。
不動産投資セミナーは、不動産投資のプロから教えてもらえるので、質のいい知識を効率的に得ることができる絶好の勉強の場です。
今回は、初心者の方向けに、不動産投資セミナー
私も不動産投資に興味を持った当初は、何から勉強すればいいのかわかりませんでしたが、不動産投資セミナーを活用して知識を付けて、現在は2軒の不動産を所有して運用しています。
この記事を読めば、不動産投資セミナーを効果的・効率的に利用する方法がわかります。
不動産投資に興味がある方で、日々忙しくて勉強する時間が取れない方や勉強法が分からない方は是非参考にしてください。
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初心者におすすめの不動産投資の勉強法
初心者の方には不動産投資セミナーを活用した勉強法がおすすめです。
具体的には、
不動産投資は、知識量・情報量・物件選びが成功のカギです。
したがって、どれだけ効率的に多くの質のいい情報と物件選びができるかが勝敗を分けます。
不動産投資セミナーでは、不動産投資のプロが不動産投資についてゼロからわかりやすく丁寧に教えてくれるので、自分では1冊の本を読む必要がある内容を1~2時間程度のセミナーで修得できるのでとても効率的です。
そして、多くのセミナーに参加することで、
- 不動産投資の様々な手法
- 多くの物件情報
に出会えるので、実際に物件を決めて不動産投資をする際に非常に役立ちます。
具体的な活用方法について説明します。
セミナーを活用して勉強するコツ
不動産投資セミナーを活用して勉強するコツは5つです。
それぞれのコツについて説明します。
セミナーに行く順番を工夫する
セミナーに行く順番を工夫すると不動産投資の知識の理解がしやすいです。
私は、次のような流れでセミナーに参加して勉強をしました。
- step①一般的な資産運用セミナーに行く
- step②セミナー会社主催の不動産投資セミナーへ行く
- step③個別の不動産投資会社のセミナーに行く
セミナーを回る際には、
- 一般的な投資知識
- 幅広い不動産知識
- 論点別の不動産知識
の順番に修得する知識や情報の内容を深化できるように、参加するセミナーの順番に気を付けました。
初めは投資や不動産投資全般の知識を得られるセミナーに行き、段々と自分の気になる論点に特化したセミナーに絞っていくこと
一般的な資産運用のセミナーに行く
まずは、一般的な資産運用セミナーに行きます。
不動産投資の勉強を始める前に、不動産投資以外の投資について最低限の知識を付けておくことが重要です。
一般的な資産運用セミナーでは、不動産投資を含めて投資全般について広く学べます。
不動産投資のセミナーでは、不動産投資のメリットに偏った情報が多くなります。
不動産投資以外の投資が自分には合っていたというミスマッチを防ぐためにも、不動産投資に偏っていない一般的な資産運用セミナーに一度参加しておくと安心です。
また、不動産投資の仕組みを勉強する際に、他の投資投資違いを比較しながら理解するとわかりやすいので、一度ざっと学んでおくことをおすすめします。
わたしも不動産投資に特化したセミナーに行く前に投資全般についてのセミナーに行ってよかったと思っています。
不動産投資の勉強をする際に、株式投資・投資信託などと比較しながら理解できたので、不動産投資のメリット・デメリットを把握しやすかったです。
一般的な不動産投資セミナーへ行く
次に、不動産投資に特化したセミナーに行きます。
なお、不動産投資の基礎知識を体系的にまんべんなく学ぶために、不動産投資会社が主催していないものを選ぶのがポイントです。
不動産投資会社が主催するセミナーは、自社の強みや物件をアピールするために、
- 特定の分野に特化した説明(中古物件・新築物件など)
- 不動産投資のメリットを強く押し出す
など、偏った説明がされる場合があります。
初心者の方は、まずは一般的な基礎知識を習得しておくことがおすすめです。
フラットな知識を一度習得しておけば、多少脚色かかった説明を聞いても、鵜呑みにせず冷静に情報を活用できますね。
不動産投資会社が主催のセミナーに行く
次は、不動産投資会社が主催するセミナーに参加します。
不動産投資会社が主催のセミナーでは、具体的な投資ノウハウや物件の紹介を受けられます。
不動産投資会社ごとに、物件や投資手法に対する強みが違います。
不動産投資会社が開催するセミナーに行けば、その会社が強みとする分野の情報やノウハウを具体的に聞くことができます。
例えば、
- ローン審査に強い会社
- 管理業務まで一括している会社
- 中古物件に強い会社
などのセミナーに行けば、ローンの組み方のコツ・開発から管理までノンストップで運営する会社のメリット・中古物件のメリットなどをそれぞれ詳しく聞くことができます。
これらの個別具体的な情報は、その方面に長けている不動産会社から聞くのが1番わかりやすくて効率的です。
また、不動産会社が開催するセミナーでは具体的な物件の紹介も受けられるので、勉強しながら実際の物件探しをして投資のイメージができます。
論点の比較や深掘りに活用する
2つ目のコツは、セミナーを活用して論点を比較して深掘りすることです。
例えば、新築物件か中古物件かで迷っている場合には、
- 新築物件に強い不動産会社
- 中古物件に強い不動産会社
の両方のセミナーに参加して比較すると効率的に情報収集ができます。
私のセミナー具体的な活用法(中古か新築か)は次のとおりです。
- 新築物件に強い会社に中古物件のデメリットを聞く
- 中古物件のデメリットを中古物件に強い会社に投げかける
- (…新築物件も同様)
セミナーでは、各分野に強いプロから話を聞けるので、メリットとデメリットの両方の情報を仕入れられます。
したがって、情報を偏りなく総合的に集められるので、これらの情報をもとに自分に合った物件探しができるようになります。
実際に物件を紹介してもらう
特に不動産会社が開催するセミナーに参加したら、実際に物件を紹介してもらいましょう。
不動産投資は物件を購入しなければ始まりません。
不動産投資は、どれだけ良い物件に出会えるかが成功のカギを握ります。
良い物件情報を集めるには、セミナーでたくさんの物件を紹介してもらうことが必要です。
また、不動産会社ごとに販売している物件は異なります。
不動産会社が独自に開発して販売している物件もあるので、多くのセミナーに行けば、様々な物件に出会うことができます。
私も、購入する物件を決めるまでは多くのセミナーを掛け持ちして通っていました。
できるだけ多くのセミナーに通う
できるだけ多くのセミナーに行くのもポイントです。
私は4種類のセミナーを合計で10回くらい回りました。
多くのセミナーに通いながら、不動産投資のノウハウを蓄積したり物件の紹介をしてもらい、ようやく納得いく物件を見つけることができました。
ノウハウと情報を収集する
不動産投資は、投資を始める前の物件に関する情報収集が最も重要です。
- 不動産投資は継続的に家賃収入を生む物件を選べるかが成功のカギ
- 投資を始める前の物件選びが最も重要なプロセス
これらの物件選びに関するノウハウや物件情報は、独学で学んで収集するには限界があります。
収益性が高い有利な物件は個人投資家に情報が入る前にすぐに売れてしまいますが、セミナーや個人面談では有利な物件をタイムリーに紹介してもらえます。
また、多くのセミナーに行くことで、幅広いノウハウを収集できます。
多くのノウハウを知っていると、物件選びをする際の検討材料や判断軸が増えるのでとても有利です。
具体的には、
- 中古物件と新築物件の違い
- 節税方法や確定申告のコツ
- 中古物件と大規模修繕のリスクなど
などです。様々な情報を知っていると、何も知らないよりも、物件の見方が肥えるのでより有利な物件を選ぶことができます。
不動産投資会社を比較する
複数のセミナーに参加することで不動産投資会社を比較できます。
不動産投資は、不動産会社から不動産を購入して長期的に賃貸・建物管理を任せます。
つまり、不動産会社とは長期的な付き合いになります。
セミナーに参加しながら、どの不動産会社が自分に合った不動産会社なのかを見極めましょう。もちろん、物件が最も重要ですが、不動産会社選びもそれと同じくらいに大切です。
例えば、
- 経験の浅い担当者しか対応しない
- 質問にあいまいな回答しかしない
- レスポンスが悪い・遅い
などの不動産会社は避けた方がいいと思います。
特に、不動産投資を始めると、入居者が退去したり修繕が必要になったりしたときに管理会社である不動産会社と密に連絡を取ります。その際にレスポンスが悪かったり丁寧な対応がないと、ストレスが溜まりますし収益にも影響が出るので注意しましょう。
逆に、質問にその場で回答できなくても後日確認して丁寧に回答してくれると、今後の付き合いも安心ですよね。
収支計画書を作成する
セミナーや個人面談では、収支計画書の作成を依頼しましょう。
不動産投資の個別面談では、物件ごとに収支計画書を作成してもらえます。
- 不動産投資でどの程度の利益を得られるのか長期的にシミュレーションしたもの
不動産投資では、収支計画書が非常に重要です。
不動産投資は、投資を始めた頃は赤字かトントンです。
収支計画書を作成すると、長期的な収支が具体化されるので、
- いつ利益が出るのか
- いつコスト(修繕費など)が発生するのか
- 売却はどのタイミングがいいのか
を確認できます。
不動産投資の利益の仕組みについては、参考記事【長期投資】不動産投資の利益の仕組みを図解!の記事で詳しく説明しているので参考にしてください。
不動産投資は、長期投資なので長丁場な投資手法です。
一度始めるとなかなか途中で止めるのが難しいので、投資を始める前に投資が終了する(=物件を売却する)までの流れと予測を確認するのが大切です。
なお、初心者が自分で収支計画書を作成するのは非効率です。
また、シミュレーション自体を理解するのが難しいです。
セミナーは、収支計画書の見方・注目すべきポイントをプロに教えてもらえるいい機会なので、ぜひ作成してもらいましょう。
セミナーに参加する4つのメリット
無料セミナーに参加する主なメリットは4つです。
基本知識を効率よく修得できる
セミナーに参加すると、不動産投資に必要な知識を効率よく修得できます。
特に、初心者向けの不動産投資セミナーでは、「不動産投資とは」という基本的な観点から説明してくれます。
また、セミナーでは、プロの不動産投資の専門家が専門知識をわかりやすく教えてくれるので、初心者でも十分に理解できます。
自分で勉強するとなると本を読んだりと1日以上かかりますが、セミナーだと1時間くらいで必要な知識を無料で修得できるのはコスパがいいですね。
不動産投資の最新情報を学べる
セミナーに行くと、不動産投資の最新情報を入手できます。
不動産投資を取り巻く環境は時々刻々と変化しています。
金利、税制、法制度、市場経済の動向などをすべて自分で集めるのは難しいです。
また、初心者だとそれらの最新情報をどのように生かしていいかわからないですよね。
セミナーに行くと、最新情報の提供と情報の活用方法まで教えてくれます。
物件の紹介をしてもらえる
セミナーに行くと物件の紹介をしてもらえます。
駅に近い・都心部・築浅物件などの収益性が高い物件は、不動産会社に紹介してもらわなければ見つけられません。
セミナーでは未公開物件など自分では見つけられない物件もたくさん紹介してもらえるので、
セミナーは、魅力的な物件に出会える絶好の機会です。
専門家に疑問点や不安を相談できる
ほとんどのセミナーでは、個別相談会が開催されます。
個別面談ではプライベートで相談できるので、疑問や不安を納得いくまで質問できます。
また、セミナーには税理士や投資家などが参加している場合もあるので、税や投資のプロに有益なアドバイスをもらうことができます。
自分で本やインターネットで調べるとなると、時間がかかりますし、満足な回答を得られない場合もありますよね。しかし、セミナーであれば、自分の疑問が解消されるまで無料で専門家と話せるので非常に効率的で有意義です。
自分が不動産投資をできるのかを調べられる
個別面談では、自分が不動産投資を行えるかどうかの目安を知れます。
不動産投資は、ほとんど場合がローンで不動産を購入します。したがって、投資をできる人はローンを組める人に限られます。
まずは、自分の年収・職業・自己資金額などの属性をもとに、どのくらいのローンを組めるのか、不動産投資が可能なのかを知る必要があります。
実際にローンを組めるのかは物件や金融機関にもよりますが、セミナーでだいたいの目安を聞くことができます。
セミナーに参加する注意点
不動産投資セミナーを活用する際の注意点を3つ紹介します。
不動産会社の営業からの連絡がある
セミナーに参加する前後に、不動産会社から営業がかかってくる場合があります。
電話での連絡が面倒な方は、忙しいのでメールでの連絡をお願いしますなどと意向を伝えておくのがおすすめです。
たまに、いきなり不動産購入の営業をする業者もあるようですが、購入する意志がまだ固まっていない場合にははっきりと断りましょう。
不動産会社からの営業の連絡やしつこい勧誘が苦手な場合には、不動産投資会社紹介サービスのトウシェルなどを利用すると、強引な勧誘や担当者の変更を代行してくれるストップコール制度があるので安心です。
セミナーに行った当日に物件の契約はしない
セミナー当日は、セミナーの雰囲気に感化されて高揚感とやる気に満ち溢れます。
これは投資をするのに非常に危険な状態です。
その場の雰囲気で不動産投資を決断することは絶対に止めましょう。必ず一度持ち帰って、他のセミナーに参加したりするなどして冷静に考えることが大切です。
「いい物件はすぐに売れてしまいます」と言って焦らせる業者もいるようです。
確かに人気の物件はすぐに売れてしまうようですが、いい物件はどんどん出てきます。
セミナーの情報を鵜呑みにしない
不動産会社が開催するセミナーは、自分の物件や強みを売り出すために、その強みを誇張したりバイアスを掛けて説明することが多いです。
嘘をついているわけではないのですが、初心者がそれを鵜呑みにして不動産投資を決断するのは危険です。
あくまで参考程度にとどめ、いろんなセミナーにたくさん参加して様々な情報を比較しましょう。
【最後に】不動産投資において勉強が必要な理由
不動産投資の成功は、知識と物件情報がカギを握ります。
だからこそ、不動産投資を始める前の勉強や情報収集が非常に重要です。
リスクの軽減方法を知る
不動産投資はローリスク・ローリターンです。
つまり、不動産投資のリスクは事前に明確なので、適切な対策をすればリスクを可能な限り軽減できる投資手法です。
したがって、リスクを理解して軽減する方法を知ることが非常に重要です。
不動産投資のリスクについては、参考記事【初心者】不動産投資はやめた方がいいと言われる理由の記事で紹介しているので参考にしてください。
不動産業者との情報の非対称性を埋めるため
不動産投資は、現物資産への長期投資です。
したがって、その不動産自体に関する情報が非常に重要です。
しかし、売り手である不動産業者と素人である私たちとは、取引している不動産に対する情報や知識に圧倒的な差があります。
不動産業者の営業や流れに押されて投資を始めることのないよう、自主的に物件の良し悪しや資産性を見分ける力を付ける必要があります。