受験勉強はストレスとの闘いと言っても過言ではありません。
- 受験勉強のストレスが辛すぎて勉強に集中できない
- 受験のストレスで体調を崩してしまう…
受験勉強のストレスを大きく感じて、なかなか勉強に集中できない…という受験生も多いと思います。
今回は、受験勉強のストレスを抱えている受験生向けに、ストレスの解消法を紹介します。
受験勉強をしないといけないのに、受かるかな…成績が伸びないな…などとあれこれ考えてしまうと勉強に集中できないですよね。
手軽にできるものが多いので参考にしてください。
受験期のストレスがもたらすこと
勉強に集中できなくなる
受験期にストレスを抱えると、勉強に集中できなくなるというデメリットがあります。
受験のストレスによって、
- イライラする
- 頭痛がする
- 眠れない
などの心身の不調が生じると、勉強に集中できず、受験勉強がおろそかになってしまいますね。
受験期は、受験勉強に集中して合格を勝ち取るのが目下の目標ですから、勉強に集中できなくては本末転倒です。
受験勉強に集中するためにも、勉強のストレスをしっかりと解消するのが大切です。
体調不良を引き起こす
前述しましたが、受験のストレスで心身の不調を引き起こす場合があります。
特に、ストレスを強く感じると、心身の不調から様々な症状を発症するのは問題です。
例えば、
- 不眠症
- 吐き気
- 頭痛・めまい
など、体調不良を感じる人もいます。
体調不良を引き起こすと、勉強どころではなくなってしまうので、受験勉強に支障を来します。
受験期間をムダにせず、健康に乗り切るためにも、ストレスの解消法を実践しましょう。
受験期のストレスの解消法
受験期のストレス解消法を紹介します。
適度な運動をする
1つ目は、適度な運動をすることです。
体を動かして気持ちを発散すると、もやもやとした気持ちを晴らすことができます。
激しい運動をしてしまうと疲れてしまい、その後に勉強ができなくなって本末転倒です。
ジョギングやランニング・散歩など、家の周りで気軽にできるものを取り入れるのがおすすめです。
わたしは、週に1回ホットヨガに通っていました。
ホットヨガは、
- 汗をかくのでストレス解消できる
- 瞑想で頭をすっきりできる
ので、副交感神経が刺激されて、リラックス効果を得られます。
勉強で頭がパンクしている状態を整理したり、もやもやした気持ちをすっきりさせる点で、ホットヨガは受験にピッタリの運動なので、ぜひ試してみてください。
睡眠時間を確保する
2つ目は、睡眠を取ることです。
睡眠は、ストレスや疲労の解消にとても効果があります。
頭が疲れたり勉強に集中できないなと感じるときは、時間を決めて昼寝をしてみましょう。
日中に短時間昼寝をするのは、疲労回復に効果があると言われています。
短時間で効率的に疲労回復を高めたい人は、寝具を工夫してみるといいですよ。
瞑想をする
3つ目は、瞑想をすることです。
瞑想とは、
- 目を閉じる
- 鼻から吸って口からはく
ことで、心を静めて無心になることです。
瞑想をすることで、
- リラックスできる
- 思考をクリアにする
- 気持ちが安定する
という効果があります。
頭が混乱したり、イライラしたときには、瞑想をすれば気持ちをすっきりさせることができます。
湯舟に浸かる
次は、湯舟に浸かることです。
入浴は、入浴の仕方によって、リラックス効果と集中力の向上効果の両方があります。
お風呂の温度によって、
- ぬるめのお湯(40度)…リラックス効果
- 熱めのお湯(42度)…集中力向上
のように、入浴の効果が異なります。
例えば、リラックス効果を得たい場合には、就寝の1時間前くらいに40度くらいのお湯につかって体を温めてから寝ると、副交感神経が高まって質の良い睡眠を取ることができます。
体が温まって体温が上昇してから、入浴後に体温が下がってくるときが、ちょうど体にとって睡眠に適したタイミングになります。
安眠のために入浴する際には、入浴後に勉強をせずに就寝するようにしましょう。
一方で、集中力を高めたいときは、42度くらいの熱いお湯につかるかシャワーを浴びるなどすると、交感神経を刺激して、集中力を高めることができます。
起床してからシャワーを浴びるとすっきりすると感じる方や、朝が苦手な方は、起床後に熱いシャワーを浴びてみるのがおすすめです。
紅茶を飲む
紅茶を飲むのもおすすめです。
受験生は、集中力を高めるために、ついついコーヒーを飲み過ぎてしまうという悩みがあると思います。
そこで、ぜひおすすめしたいのが紅茶です。
紅茶は、
- コーヒーに比べてカフェインが少ない
- リラックス効果がある
というメリットがあります。
紅茶は、テアニンという成分が多く含まれているので、リラックス効果や睡眠の質を改善する効果があります。
特に、紅茶は様々な種類のハーブティーがあるので、自分の目的や気分に合わせて選んでみてください。
例えば、リラックス・安眠効果を得たいときはカモミールティーがおすすめです。
はちみつを少し入れると飲みやすくなります。
朝にシャキッと目覚めたいときは、カフェインが少し多いイングレッシュブレックファストテーがおすすめです。
少し濃い目の紅茶ですが、甘いパンやビスケットと一緒に飲むのがおすすめです。
ただし、緑茶はカフェインが多いので注意してください。
甘いものを食べる
次に、甘いものを食べることです。
勉強中に頭が疲れてきたり、ぼーっとしたときは、脳が疲れているのかもしれません。
勉強中は、脳が大量のエネルギーを消費するので、スイーツなどの甘いものでエネルギーを補給するのが大切です。
しかし、やみくもにエネルギーを補給すればいいのではなく、集中力を上げるために効果的なスイーツを摂取しましょう。
まず、大前提として、脳はブドウ糖しかエネルギーに変えることができません。したがって、砂糖の入っているお菓子を食べることが最も効率的なエネルギー補給になります。
最もおすすめなのはラムネです。
ラムネはブドウ糖が多く含まれているので、受験生にとっては大きな味方ですね。
気持ちをすっきりさせたい場合には、ガムやタブレットなどの清涼感のあるものを選びましょう。
友達や家族と話す
友人や家族と会話をするとストレスが解消されます。
ずっと1人で受験勉強に励んでいると、ほとんど人と会話をしない日があったり、気持ちが暗くなったりすることがありますよね。
そんなときは、家族や友人と会話を楽しむのもおすすめです。
人と会話をすると、声を出すとストレスが解消されたり、喜怒哀楽の気持ちを抱くことができます。
気持ちをノートに書きだす
気持ちをノートに書きだすのもストレス解消に効果があります。
受験期には、
- 合格するか不安
- 勉強が上手く進まない
など、不安や悩みを抱えることが多いですよね。
また、受験の悩みはセンシティブで、なかなか周囲の人に言えないという人も多いのではないでしょうか。
その結果、それらの悩みや不安に押しつぶされて、勉強が手に付かない…という方もいると思います。
まずは、それらの気持ちをノートに書きだして発散しましょう。
気持ちを書きだすと、思考が整理されたり、もやもやとした気持ちが軽くなります。
ノートに書きだすだけでなくで、誰かに悩みを聞いてほしいときには、【家庭教師のトライ】などの個別指導で先生に聞いてもらうのがおすすめです。
個別指導塾であれば、勉強の悩みや不安について相談できる環境が整っているので活用してみてください。
ストレスに打ち勝つために
これまでに紹介したのは、ストレスの解消法です。
ストレスは、必ず発症した原因があります。
ストレスを根本的になくすには、ストレスを発症した原因を明らかにして、それをなくす必要があります。
ストレスの原因とその対処法については、こちらの記事で紹介しているので参考にしてください。