防災セットを購入するなら、防災グッズのトップメーカーのLA・PITAから選びたいという方が多いですよね。
しかし、LA・PITAの商品を探していくと、
という疑問を持つと思います。
今回は、防災セットのラピタかシェルターで迷っている方向けに、2つの商品の違いをわかりやすく説明したいと思います。
この記事を読めば、ラピタとシェルターの違いと自分にとってどっちがおすすめかがわかります。
ラピタとシェルターの違い
1人用のラピタとシェルターの価格は、公式サイトから購入すると、
であり、ラピタの方が¥5,500高いです。
結論から言うと、ラピタとシェルターの価格の違いはリュックの性能の違いによるものです。
リュックに入っている防災グッズには違いがないです。
詳しく説明します。
防災リュックの違い
防災リュックの性能の違いを比較しました。
性能 | ラピタ | シェルター |
特徴 | おしゃれ・高機能 | 軽い・大容量 |
大きさ | H46cm×W33cm×D16cm | H52cm×W34cm×D17cm |
重さ | 約800g | 約640g |
容量 | 約24ℓ | 約30ℓ |
素材 | ターポリン | ポリエステル |
防水機能 | ◎ | 〇 |
カラー | ブラック・レッド・グリーン・ブルー | レッド・ターコイズ・オレンジ・ブラック |
反射材 | ◎ ベルトと本体の両方 | 〇 本体のみ |
蓄光機能 | ハンドルにあり | × |
最も大きな違いは、防災リュックの重さ・容量・素材です。
- ラピタ…防水と耐久性に優れた高機能な素材を使っているが重くて容量が小さい
- シェルター…防水機能は劣るが軽くて容量が大きい
つまり、ラピタは防災リュックに高機能・高性能な素材でできた生地を用いているので、防災セットの価格が高くなっています。
中身の違い
ラピタとシェルターの防災セットの中身は全く同じです。
というのも、LA・PITAの防災グッズは、用途別にわかりやすく防災ポーチに小分けされています。
防災グッズがポーチの中に収納されているので、そのポーチごとリュックに入れ替えれば簡単に防災リュックが完成します。
また、防災ポーチは種類別に色分けされているので、視覚的にも使い勝手がいいのがポイントです。
ラピタとシェルターのどちらの防災セットも、リュックが異なるだけで中身はすべてこのポーチに統一されています。
ラピタとシェルターに入っている防災セットの中身を紹介します。
ポーチ | 内容 | 詳細 |
ランタン・ラジオポーチ | 多機能ラジオ | AM/FMラジオ、サイレン、スマホ・携帯電話充電機能 充電池容量:800mAh |
防滴ダイヤルランタン | LED12灯・無段階で明かりの調整可能・防滴仕様 | |
単三乾電池4本 | 防滴ダイヤルランタンテスト用 | |
防災アドバイス×1 | 避難時の注意や応急処置の心得などを記載した冊子 | |
食品ポーチ | アルファ米×3 | 白米・わかめ御飯・五目ごはん |
保存水ポーチ | 長期保存水500ml×4 | 賞味期限:5年以上 |
安眠・防寒ポーチ | 圧縮タオル | タオルサイズ:約80cm×32cm |
アイマスク・耳栓 | 1つずつ | |
寝ふくろ | サイズ:100×200cm | |
アルミブランケット | サイズ:213×137cm | |
エアーマット | 約190cm×約58cm×約5cm | |
トイレ・衛生ポーチ | 簡易トイレ | 3枚1袋(1枚で2~3回分の吸収量) |
マスク | 1枚 | |
全身ドライシャンプー | 容量:30ml | |
目かくしポンチョ | 幅99cm×高さ1m19cm | |
コップ付き歯みがきセット | コップと組み立て式歯ブラシ | |
避難便利ポーチ | ソフトパックティッシュ | 300枚 150組 |
救急セット | 織布サージカルテープ 折りガーゼ5×5cm(12枚合わせ) | |
レインコート | 透明タイプ | |
圧縮袋 | 衣類を約50%圧縮可能 | |
蓄光ホイッスル | 光を放つ・大音量100db | |
ウォーターバッグ | 10L |
詳しい内容を知りたい方は、こちらの公式サイトをご覧ください。
➤ 防災セットの中身について詳しく見る
防災グッズの王道のLA・PITAが用意しているだけあって、質・量ともに完璧です。
また、内閣府の防災安全協会が推奨しているように、これだけ揃っていれば1次避難に困ることはまずないと思います。
なお、女性はこれに生理用品をプラスしたらいいと思います。
一次避難に最低限必要な一次持ち出し品については、参考記事ミニマリストが選ぶ一次避難に絶対必要なものリストの記事で紹介しています。
ラピタの特徴
ラピタの特徴は、おしゃれ・高機能なバッグであることです。
おしゃれなデザインで暮らしに馴染む
1つ目の特徴は、おしゃれなデザインで生活感がないことです。
災害はいつ起こるかわからないので使うことが滅多にないのに、インテリアに合わない防災リュックを部屋に置いておくのは気が乗らないですよね。
おしゃれなデザインであれば、部屋に置いておくのもストレスがないですし、目の届く範囲に置けるのでいざという時に持ち運びやすいです。
気に入ったデザインでないと、タンスやクローゼットの奥に隠して収納してしまいがちなので、いざというときに取り出しにくくて避難が遅れてしまいます。
ラピタは洗練されたスタイリッシュなデザインなので、部屋に置いても違和感がないのがうれしいポイントです。数多くの有名ドラマの備品にも使われている話題商品でもあります。
高機能なリュック
2つ目は、高機能なリュックである点です。
ラピタのリュックは、防水・耐久性が最高級であると言っても過言ではありません。
市販の防災リュックのほとんどはポリエステル生地で作られていますが、ラピタのリュックはターポリンという生地が使われているので、アウトドア向きの商品になっています。
避難するときに暴風雨だったとしても、防水・耐久性に優れているので、リュックが破れたり中身が濡れたりする心配がありません。
さらに、リュックのハンドル部分に蓄光材が付いているので、夜間に避難する際に光るため、目印になるので安心です。
まさに防災リュックの最高級モデルと言えます。
おすすめな人
ラピタはシェルターよりも5,000円くらい高いですが、次のような人におすすめです。
これだけの機能性が高いリュックなので、リュックだけほしいという方はこちらから購入できます。
シェルターの特徴
シェルターの特徴は、大容量で軽いという点です。
大容量で軽いからカスタマイズしやすい
シェルターの防災リュックの容量と重さは、
- 容量:30ℓ
- 重さ:600g
なので、大きいサイズなのに軽いという特徴があります。
シェルターの防災リュックは、備え付けの防災グッズが入っていてもまだスペースに余裕があるので、自分で追加で用意しておきたいものがある場合には十分収納できます。
例えば、赤ちゃんや小さいお子さんがいる家庭では、おむつやベビーフード・お菓子などを用意する必要があるので、リュックに空きがあるとうれしいですね。
また、小さいお子さんがいない場合でも、女性なら多めに生理用品を持って行ったり、トイレに不安がある方は多めに非常用トイレを入れたりと、自分に合わせて防災グッズをカスタマイズできます。
おすすめな人
シェルターは次のような人におすすめです。
ラピタのように防水・耐久性に特化した生地は使っていませんが、防水加工がしてあるのでよほどのことがない限り、中身が濡れる心配はありません。
シェルターは価格・質ともにバランスがいいので、防災リュックを用意したことがなくて初めての方におすすめです。
どこで買えるの?
ラピタやシェルターシリーズは、公式サイトで会員登録するとベストレート保証を受けられます。
公式サイトでの販売価格よりも安く販売されているサイトなどがあった場合には、その場で値引きされた価格で購入できます。
したがって、最安価格で購入したい場合には公式サイトから購入するのが確実です。
Amazonや楽天市場などでポイントを使って購入したい場合には、ネット通販サイトからの購入もおすすめです。