女性にとって、生理は受験や試験の大敵ですよね。
- 生理痛がひどくて受験勉強ができない…
- 試験当日に生理がかぶりそう…
試験が近いので勉強したいと思っても、生理痛がひどいと集中できません。
また、受験に向けて一生懸命勉強してきたのに、試験当日に生理の悩みで集中できず実力を十分に発揮できないのは辛いですよね。
今回は、受験生が抱える生理の悩みの対処法を紹介します。
この記事を読めば、生理にまつわる受験や勉強の悩みを緩和できるので参考にしてください。
受験生の生理の悩み
生理にまつわる受験生の悩みは、受験勉強の悩みと試験当日の不安の2つあると思います。
- 生理痛がひどくて勉強ができない
- 試験当日に生理がかぶると試験中の生理のモレが気になる
どちらも受験生にとっては死活問題ですよね。それぞれの悩みを対処する方法を紹介します。
生理痛がひどくて勉強に集中できない
生理中に腹痛・頭痛・めまいなど体調が悪いと、机に座って勉強に集中するのは辛いですよね。
勉強しようとしても集中力がないので効率が悪いですし、かえって症状が悪化してしまう場合があります。
症状がひどくて全く集中できないときは、きっぱりと休むのが賢明です。しっかり休んで早く回復してまた勉強を再開した方が、結果的に効率的に勉強ができます。
しかし、生理中であっても勉強しなければいけない受験生が大半だと思うので、生理痛を緩和して勉強に集中したい方は、次の方法を試してみてください。
体を温めて生理痛を緩和する
1つ目は、体を温めて生理痛を緩和する方法です。
生理の大敵は冷えです。
生理痛で多くの人が感じる下腹部の痛みは、子宮内の血流が悪くなって子宮が冷えるために生じると言われています。
したがって、お腹周りをしっかりと温めることが生理痛に効果的です。
私は、温熱シートをお腹に貼ってその上から腹巻をして温めています。お腹がじんわりと温まって、温泉に入ったように体の中からポカポカするので、生理痛にありがちな重いずっしりとした痛みが軽減されるのでおすすめです。
下着の上から貼るだけなので、塾・予備校・学校などにも付けていけますよ。
温熱シートの上から腹巻をすると、シートが取れにくく保温効果もUPします。腹巻は、薄手で着ぶくれしないもの・締め付けがないものを選ぶのがおすすめです。
生理痛に効く市販薬を飲む
2つ目は、市販薬を服用することです。
頭痛や腹痛がひどい場合や試験前など勉強に集中する必要があるときは、市販薬の鎮痛剤を使用して症状を抑えることもできます。
鎮痛剤は、痛みがひどくなる前に早めに服用することで痛みを回避できます。薬によっては、15歳未満が服用できないものもあるので、服用前に用法・用量を確認しましょう。
生理の辛い症状は、生理中だけでなく生理前にも表れる方が多いと思います。
生理前のイライラや倦怠感など、PMS(月経前症候群)に悩んでいる方は、PMS(月経前症候群)改善サプリがあるので活用するのがおすすめです。
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勉強方法を工夫する
3つ目は、勉強方法を工夫することです。
生理痛がひどいときは安静にして休むことが大切ですが、受験生はそう長く休めません。
机に向かって勉強ができないときは、ベッドに寝ながらでも勉強できるよう工夫したり、寝ながらできることを探してみましょう。
例えば、
- 参考書を読む
- 寝ながら動画の講義を見る
- 単語の暗記など筆記が不要なことをする
のような勉強であれば寝ながらでもできますね。
ベッドに寝ているとモノを書けませんが、読む・聞く・考えることはできるので、参考書を読んだり覚えたりする簡単な勉強を積み重ねるのがおすすめです。
私は、どうしても暗記できなかったり苦手な分野をひたすら寝ながらインプットしていました。辛いときに頭に入れると、経験と一緒に知識が蓄積されて、「あの寝てたときに覚えたやつだ!」と意外と覚えやすかったりします。
試験中の生理のモレが気になる
生理が受験日や試験日に重なってしまった場合、試験中にモレないか心配になりますよね。
モレが気になると試験に集中できず、普段の実力を出し切れない場合があります。試験に集中するために、生理のモレを予防する方法を紹介します。
ナプキンを工夫する
1つ目は、ナプキンを工夫することです。
経血の吸収力のある夜用のナプキンや大きめのサイズのものを着用するとモレにくいです。
特におすすめなのが、ナプキンと併用して使うタイプの生理用品です。
ナプキンと体の隙間を埋めるようにペタッと貼るだけで簡単に使えます。
タンポンとは違って膣に入れるものではないので、使い慣れていない方でも簡単に使用できます。約2時間分の吸収力がUPするので、長時間イスに座って試験を受ける場合に重宝します。
私は経血の量が多いので、普段の生活でも長時間ナプキンを変えられないときに使用しています。着脱が簡単でトイレに流せるので、試験時間の休み時間が短い場合でも、手間取ることなく取り替えられて使い勝手がいいのでおすすめです。
また、受験当日は休み時間にナプキンを交換できるように、替えのナプキンを忘れずに持って行きましょう。
受験当日の持ち物については、こちらの記事で詳しく説明しているので参考にしてください。
参考記事 【これで安心!】受験当日の持ち物リスト
ショーツを工夫する
2つ目は、ショーツを工夫することです。
生理用ショーツを吸水ショーツにすると、万が一モレたときもショーツが吸水してくれるので安心です。吸水ショーツとは、ショーツ自体が経血や水分を吸ってくれる機能を備えているもので、ナプキンが不要のショーツです。
ショーツとナプキンが一体型になっているので、経血がナプキンからモレてしまってもショーツが吸水してくれます。
万全を期したい方は、吸水ショーツとナプキンを併用するのがおすすめです。
ピルを上手く活用して受験期を乗り越える
生理痛がひどかったり、生理を試験日からずらしたい方は、産婦人科などで処方してもらえる低用量ピルを活用することもできます。
卵胞ホルモンと黄体ホルモンという2種類の女性ホルモンが配合されている薬
(引用)スマルナHP
ピルと聞くと避妊薬のイメージが大きいですが、それ以外にも生理に悩む女性の生活や質を向上させるメリットがあり、生理と上手く付き合いたい女性に服用されています。
- 生理痛やPMSの改善
- 生理の時期をずらす
低用量ピルを正しく活用すると、生理痛やPMSが緩和されて快適に生活できるので、生理中も前向きに勉強に集中できます。
また、試験日に生理が重なりそうな場合には、事前にピルを飲んで生理の時期をずらすことができるので、生理による様々な悩みを抱えることなく試験に集中できます。
私も受験日に生理が重なりそうだったので、事前に産婦人科で低用量ピルを処方してもらって生理の時期をずらしました。結果的に、生理について一切気にせず試験に臨めたのでよかったです。
また、社会人になってからも、生理痛がひどくて仕事に影響が出るときや旅行に生理の時期が重なりそうなときは、産婦人科で低用量ピルを処方してもらっています。
産婦人科で自分にあったピルを処方してもらえるので、気になる方は産婦人科を一度受診してみましょう。