適応障害で退職する方で、
- 退職するときに挨拶は必要?
- 引継ぎはどうすればいいの?
という疑問や不安がある方が多いですよね。
今回は、退職する際に挨拶や引継ぎが必要かどうかについて、注意点や体験談を交えながら説明したいと思います。
退職するときの挨拶は必要か?
退職するときに、所属部署やお世話になった人への挨拶をするのか迷いますよね。
退職の挨拶は、特段強制されるものではないので、自分が挨拶をしたいかどうかの気持ちに沿って行って大丈夫です。
基本的に挨拶は不要
退職時の挨拶は、基本的に不要です。
退職時の挨拶は、一般的なマナーとしての行為に該当します。
しかし、適応障害によって職場で辛い思いをしている場合には、そもそも出社して部署に挨拶をするのは厳しいと思います。
退職後に部署と関わりを持つことはないと思うので、どうしても感謝の気持ちを伝えたいなどの強い思いが無ければ、挨拶は不要です。
自分が挨拶をしたいかどうかの気持ちに素直に従いましょう。
個人的に挨拶をしたい人にする
部署に大々的に挨拶をすることは気が引けるものの、個人的にお世話になったので挨拶をしたい人がいるという方もいると思います。
職場に来社して数人だけに挨拶をすると、元の部署の人に会って気まずくなってしまうので、日や場所を別途設けたり、メールでの連絡等にするのがおすすめです。
私の場合は、部署への挨拶はしなかったので、お世話になった2~3人の人にメールをして挨拶をしました。
退職するときに菓子折りは必要か?
職場への菓子折りは不要
職場への菓子折りは不要です。
退職したら、その部署とは縁が切れますし、そもそも前向きな退社ではないので、菓子折りを渡す必要はありません。
菓子折りを渡すとなると、必然的に職場に行く必要があるので、心理的な負担が大きいです。
適応障害で辛いなかで、さらに負担がかかることをわざわざする必要はありません。
お世話になった人には渡してもいい
適応障害で退職するといっても、職場のなかでお世話になった人や仲良くなった方と離れてしまうのは、寂しい気持ちもありますね。
お世話になった数人の方に挨拶する際には、ちょっとしたプチギフトを渡してもいいと思います。
自分のことを想ってくれている方なら、退職の事情も理解してくれます。
ギフトを渡せば、感謝の気持ちも伝えやすいですね。
退職するときの引継ぎは必要か?
休職したまま退職する方は、休職時に引継ぎをしているので、退職時に改めて引継ぎをする必要はありません。
しかし、休職期間を経ずに退職する場合には、最低限の引継ぎをするとスムーズに退職できます。
トラブルが起きないように引き継ぐ
退職前の引継ぎが不十分だと、退職後に職場から確認の連絡が来たりと、スムーズな退職ができません。
まずは、上司と相談して、誰にどこまで引き継ぐのかを確認しましょう。
もしかしたら、上司が簡単に聞き取るだけで済ませてくれるかもしれませんし、後任者が決まっている場合には、その人に引き継ぐよう指示するかもしれません。
体調が悪くて出社したり電話での引継ぎが難しい場合には、上司に相談して、メールや書面での引継ぎが可能か相談しましょう。
参考記事 適応障害で退職するには?退職までの流れを知れば安心!
メモにまとめておくといい
退職前に、引継ぎ事項を簡単にメモにまとめて上司に渡しておくと、スムーズに退職の引継ぎができます。
退職前には、
- 現在進行中の業務
- 喫緊に処理すべき事項
- やりとりのある外部企業などの連絡先
を最低限引き継ぎましょう。
特に、外部の人とやり取りがあり、進行中の場合には、その人にも迷惑がかかってしまうので、きちんと引継ぎをすることが大切です。
退職のやり取りをしたくないときの方法
退職時の挨拶や引継ぎは、職場や上司と細かくやり取りをしなければならないので、
- 上司と連絡を取りたくない
- 職場と関わりたくない
というように、そもそも職場や上司とコミュニケーションを取ることにストレスを感じる方もいると思います。
挨拶や引継ぎなど、職場との一切のやり取りをしたくない場合には、退職代行に職場との連絡をすべて任せることができます。
近年は、さっさとストレスなくトラブルなく買う実に退職するために、退職代行を活用する人が増えています。
退職の手続きはあくまで通過点であり、退職後にどう過ごすかが大切なので、手続き関係はスムーズに終わらせるのが賢明です。