働いている方であれば、ほとんどの方が繁忙期や仕事が立て込む時期に直面することがあると思います。
- 最近仕事が忙しくて痩せたな…
- 仕事が忙しくて食事がとれない…
仕事が忙しすぎて急激に体重が減って激痩せしたと感じる方は、注意が必要です。
私も仕事が多忙過ぎて激痩せした経験があります。
今回は、仕事がハードで忙しすぎて痩せたな…と不安に思っている方に向けて、体験談を基に注意点や今後対処した方がいいことを紹介したいと思います。
[体験談]仕事がハードだと痩せる
仕事がハードで忙しいと痩せます。
私は、3ヶ月間ほど激務が続いた結果、10キロ以上激痩せしました。
コロナ禍という特異な状況で、いきなり業務が忙しくなり、
- 始発出勤から終電帰り
- 退社後もテレワークで深夜まで作業
- 土日も出勤
という異常な状況が続き、気付けば1ヶ月の残業時間が150時間超えの状態…。
働いているときは、目の前の業務をこなす必要性に追われて寝込んだりすることはありませんでしたが、業務が忙しすぎて食べられなかったり、そもそも食欲がわきませんでした。
その結果、昼食に少しおにぎりやパンをかじる程度で、夕飯は抜きという状態が続き、明らかにカロリー不足な状態になるのは必然…
しばらくそのような状態が続くと、しっかりとランチや夕飯を食べる時間があっても、食欲がわかず、食事をしてもなかなか完食できなかったり、吐き気がするなどの症状が出てきて、「食べることが難しい」状況になりました。
私は、激務が続いて食欲がなくなり、結果的に食べる量も減ったので体重が大きく減ったので、仕事がハードで食べられないと痩せてしまうことも十分あり得るので注意が必要です。
仕事が忙しいと痩せる理由
仕事が忙しいと痩せてしまうのは、2つの理由があります。
食欲があるけど食べる時間がない
まずは、食欲はあるけど食べる時間が取れない場合です。
忙しすぎて食事すらとる時間がない場合には、食事を摂れないので痩せてしまいますね。
この場合には、まだ食欲がある状態なので、体調を崩す前にできる限り栄養のあるものを効率的に食べるように心がけるのがおすすめです。
仕事がハードだと、ついつい食事が後回しになってしまいがちですが、食事を摂らないとどんどん体力がなくなって行ったり、食欲が減って行ってしまうので、忙しいときこそ食べることを意識するのが大切だと思います。
まずは栄養補給をするのが喫緊にすべきことなので、栄養素を効率的に取れる栄養ドリンクなどで不足している栄養を補いましょう。
食欲がわかない
2つ目は、そもそも食欲がわかない場合です。
仕事が忙しいと、少なからずストレスを感じます。
ストレスを感じると、交感神経が過剰になり、副交感神経が弱まります。
副交感神経が弱まると、常に緊張状態になってしまうので、内臓機能の働きが弱なて空腹を感じにくくなるそうです。
たしかに、リラックスしているときは食欲もわいておいしいものを食べたくなりますが、緊張したりストレスを感じたりしていると、食べ物への興味がわかず食欲も低下しますよね。
ストレスによって食欲がわかずに痩せてしまう場合は、きれいに痩せられないので不健康に見えてしまうので好ましくありません。
私も、いわゆるストレス痩せでしたが、
- 肌がボロボロ
- やつれている
- 体がたるんでいる
という状態になり、きれいに痩せられなかったので、自分を鏡で見るのがとても嫌でした。
仕事が忙しくて痩せた時の3つの注意点
仕事が忙しくて痩せたな…と感じた時に注意すべきことを3点お伝えします。
適応障害などの病気になっていないか
まずは、適応障害などの心身の病気を発症していないか確認することです。
私は、仕事がハードで忙しくて体重が激減し、結果的に適応障害を発症しました。
そして、適応障害によって休職・退職まで至りました。
今思えば、少し瘦せてきたな…と思ったときに、少し休んだり食事を摂るなどして心身を回復すれば、引き続き元気に働けたのかなと思います。
体重が激減したにもかかわらず働き詰めてしまい、気付いたときに心がボロボロになってベットから起き上がれない状態になってしまいました。
少し痩せてきたと感じたときには、ストレスによって痩せてきてしまっていて、心も疲弊している可能性もあります。
手遅れになる前に、心療内科などを一度受診するのがおすすめです。
オンライン心療内科のかもみーるであれば、自宅から心療内科をオンラインで受診できるので、忙しくても受診しやすいのでおすすめです。
口に入れることを意識する
2つ目は、何かしらの食べ物を口に入れるのを意識することです。
仕事が忙しいと、
- 食べるのがめんどくさい
- 食事を摂る時間も惜しい
とついつい食事を避けてしまいがちですね。
しかし、忙しい時こそ体が疲れていて体力が低下しているので、栄養を取ることが大切です。
多忙なときは「きちんとした食事」を取るのは難しいので、完全栄養食などの高機能な食べ物を取るのがおすすめです。
例えば、BASE BREADであれば、仕事をしながら片手で食べられるので、仕事を大きく中断することなく栄養を摂取することができます。
リラックスする瞬間を作る
3つ目は、リラックスする瞬間を作ることです。
先ほども述べたように、体重が減ってきたときにはストレスを抱えている可能性が大きいので、リラックスをして少しでもストレスを和らげましょう。
しかし、ただでさえ忙しいのに、リラックスをするためにわざわざ時間を取るのは難しいと思います。
私は、お風呂の時間でリラックスできるようにバスソルトなどを活用しました。
どんなに忙しい人でも入浴はするので、湯舟にバスソルトなどを入れて、入浴時に少しでもリラックス効果を高めるといいですよ。
特に、エプソムソルトは、マグネシウムが含まれているので、疲労回復が促進されてリラックス効果が高いと言われています。
仕事で激やせしたときにすべきこと
仕事で激痩せしてしまったときにすべきことを3つ紹介します。
ストレスを取り除く
1つ目は、ストレスを取り除くことです。
ハードワークによって体重が激減したときは、心にストレスを抱えている可能性が大きいです。
ハードワークで体重が落ち、さらに心身を故障して適応障害などの病気に陥らないためにも、まずはストレスを取り除きましょう。
また、仕事が忙しすぎて食欲がわかない場合でも、ハードワークのストレスが少し緩和されれば食欲がわいてくる場合もあります。
食欲が回復すれば、体重も少し戻ってきたり、活力が湧いてきたりするので、まずはストレスを解消することに努めましょう。
食事を摂る習慣を付ける
2つ目は、食事を摂る習慣を付けることです。
食事とは言っても、忙しいときには自分で料理をしたり、まとまった食事をする時間を取るのは難しいですよね。
私も働いているときは、自炊は全くしていませんでした。
忙しくても食事がとれるように、用意する食事や食べ物を工夫しましょう。
ハードワークなときに自炊するのは確実に不可能なので、
- ミールキット
- 宅配のお弁当
- 完全栄養食
などを利用して、効率的に栄養価の高いものを摂取するのがコツです。
コンビニやスーパーでお惣菜などを買うようりも、栄養価が高くて安く、お家にストックできるのでとても便利ですね。
休息を取って体力を回復する
3つ目は、休息を取ることです。
仕事が忙しくて休みなんか取れない…という状況は百も承知ですが、仕事で激痩せしたときは、心身がSOSを出しているサインです。
体重が落ちてきているのに、そのまま無理して働き続けると、心身の故障や悪化を招く恐れがあります。
私も激痩せした状態を放っておいて働き続けたので、結果的に1年以上適応障害の症状に苦しむことになってしまいました。
体重が急激に落ちてきてなかなか食欲が改善しなくて辛いな…と感じている方は、思い切って休職を考えるのが自分のためです。