適応障害と診断されて、初めて休職を考えている方は、
- 休職届や休職願ってどうやって書くの?
- 休職の理由って何て書けばいいの?
という不安がありますよね。
私も適応障害で休職をしましたが、どうやって休職届を書けばいいのか、休職の理由をどのように伝えればいいのかわからずに、もやもやしてなかなか休職の手続きに踏み切れずにいました。
今回は、休職を考えている方向けに、休職届の書き方や申請方法を中心にわかりやすく説明したいと思います。
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休職届の書き方
休職届や休職願は、会社で指定のフォーマットや申請書が用意されている場合がほとんどですが、用意がない場合には自分で作成する必要があります。
まずは、人事担当者に、休職手続きの申請時に必要な書類を聞く際に、あわせて、休職届のフォーマットがあるかどうかを確認しましょう。
休職届のフォーマット
休職届を自分で作成する際には、次の項目を満たすようにします。
- 表題(休職届)
- 会社側の担当者の所属名
- 自分の所属・氏名
- 申請年月日
- 休職する期間
- 休職理由
- 休職期間中の連絡先
- 添付書類(医師の診断書)
例えば、次のような感じで作成します。
休職届が完成したら、診断書と合わせて会社に提出します。
休職理由の書き方
休職届を提出する際には、休職理由を書く必要があります。
会社の休職制度を利用する場合には、休職できる理由が定められています。病気の療養を理由に休職する場合には、その病気に罹患している理由を証明するために、休職届と同時に医師の診断書の提出も求められます。
したがって、休職届には、
- 会社の休職制度に則った理由であること
- 医師の診断書に記載された病名で休むこと
を示すために、休職する理由について、「適応障害の療養のため」と正直に明確に記載する必要があります。
適応障害であることを職場に伝えるのは、少し気が引ける方もいるかもしれませんが、休職制度を利用するためにきちんと記載するようにしましょう。
また、休職した際には、傷病手当金を受給することになると思いますが、正しく手当を受給するためにも、休職届の休職理由は、正確に記入するようにしましょう。
傷病手当金については、こちらの記事で詳しく紹介しているので参考にしてください。
休職届を作成する際の注意点
休職届を作成する際に気を付けたいポイントが3点あります。
就業規則を確認する
1点目は、休職を申請する前に就業規則を確認することです。
休職制度は、会社の独自の制度なので会社ごとにルールが異なります。
休職を申請するために必要な書類などは、会社ごとに異なります。
特に、休職届のフォーマットの有無や、休職届に記載すべき事項が定まっている場合もあるので、必ず人事担当者に聞き、就業規則をしっかりと確認しましょう。
診断書を発行してもらうこと
2点目は、主治医に診断書を発行してもらうことです。
適応障害で休職する場合には、休職届に「適応障害の療養のため」と記載しますが、適応障害を患っていることを疎明するために、医師の診断書を合わせて提出する必要があります。
医師に、「適応障害のため療養を要する」旨が記載された診断書を発行してもらいましょう。
まだ診断書を発行してもらっていない場合には、オンライン診療専門の心療内科のかもみーるなら、オンラインで24時間予約可能であり、自宅からオンラインで診断の上、診断書を発行してもらえるので、急いでいる方はぜひ活用してみてください。
休職の流れを押さえること
3点目は、休職の手続きの流れを正しく押さえることです。
休職届の作成は、あくまで休職の手続きの一部です。
休職をするには、社内の就業規則に則って行われます。
前述したように、就業規則を確認するのはもちろんのこと、上司などの関係者への挨拶や連絡方法など抑えるべきポイントがあります。
休職の流れや注意点については、こちらの記事で詳しく説明しているので参考にしてください。
休職届を提出してからが重要
休職届を提出したら終わりではありません。
休職届を正しく提出しないと休職制度を利用して休職ができないので、休職届を正しく書くことはとても大切です。
しかし、休職届を提出して休職を始めてから、適応障害を克服するために過ごし方を工夫するのが最も大切です。
適応障害を発症して心身共に疲弊してしまったら、休職して体を休めて症状を改善することがまずは重要です。
適応障害と向き合って克服するための休職中の過ごし方については、こちらの記事で詳しく説明しているので是非参考にしてください。